積雪カーポート
毎年冬が近づくと、雪が心配になりますよね。 日々の生活を支えてくれる車を、雪から守るために、カーポートの設置を考えられる方も多いでしょう。
しかし積雪量の多い地域では通常のカーポートは不向きです。 積雪に強い丈夫なカーポート選びをして、車の安全と、快適な生活を守りましょう!
積雪に強い丈夫なカーポート
通常のカーポートは屋根を支える支柱も片側タイプのものが多く、安価に求めることはできますが、20センチ程度の積雪にしか耐えることが出来ません。
積雪地であるなら耐積雪量50センチ以上あると安心でしょう。
積雪に強いカーポートを選ぶなら、左右両側でしっかりと屋根を支えてくれるタイプを選ぶと安全です。
カーポートによって耐積雪荷重は決まっています。 豪雪地域対応タイプなら100~200センチに耐えることのできるカーポートもあります。
屋根の頑丈さはもちろん、柱の数や屋根材の種類も変わってきます。
選ぶ際には価格ももちろん重要ですが、住んでいる場所の環境やカーポート自体の性能のこともしっかりと考えて選ぶことが重要です。
雪に耐えることが出来なければ、カーポート自体が損壊し、その下の車も一緒に潰れてしまう…なんてこともあります。
たまたま下を通りかかった人が巻き込まれてしまったり、母屋にまで被害が及んでしまうということもあり得るので、できるだけ丈夫なものを選びましょう。
カーポートを設置した例
積雪地でのカーポート選びのポイントは、耐積雪強度の高いもので、柱も両側で支えるタイプのもの。(補助柱をつけられる場合もあり)
また、設置場所も、母屋や隣家に影響がない場所を選ぶ必要があります。
敷地からカーポートがはみ出してしまう場合には、下の画像の設置例のように、家の敷地に合わせてカーポートを切るなどの加工をする場合もあります。
また、積雪に対応したカーポートの場合であっても、雪下ろしは必須です。 放っておくと硬く凍ってしまって大変になるので、雪下ろし棒などを使ってこまめに雪を落としてあげましょう。
冬場は雪対策ですが、それ以外の季節では雨や風、または直射日光からも車を守ることが出来ます。 設置の際には住んでいる場所の環境と、要望をしっかりと相談しましょう。
まとめ
カーポートを設置するときは、地域の状況を把握した施工会社としっかりと話し合いましょう。 車は日々の生活に欠かせません。
車も生活も守るためには、カーポート選びは妥協できないポイントなのではないでしょうか。
近年は自然災害や異常気象による被害も少なくありません。 安心して冬を過ごすためにも、丈夫で頑丈なカーポートを設置してみてはいかがでしょうか。