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カーポート選びの際に確認しておくべきこととは…
今回は、カーポート選びで後悔しないために、カーポート工事の際に確認すべきこと9選をご紹介します!
カーポートの耐用年数は10年~20年と言われていますが、基本的に素材の劣化が原因で壊れることはないのでそれよりも長い年数使用できる場合もあります。地震などの自然災害や異常気象による台風・大雪にやられない限り長い間お供する製品になりますので、20年後の将来のことも視野に入れて悔いのないようカーポートを選びましょう!
①カーポートの色・形は建物の外観に合わせてますか?
<失敗談>
家の外観や外壁の色はこだわって建てたのに、カーポートは何も考えないで設置してしまって、結果的に見た目に違和感を感じる・・・
→実際に道路側に立って目の高さから家全体を見ますと、家よりもカーポートのほうが前にあり結構大きいので、思った以上に目立ちます。敷地の広さにもよりますが見た目の半分はカーポートが占めますので、外観にこだわっている方は特に確認したほうがいいポイントになります。スタイリッシュな外観のお家にアーチ型のカーポートをつけてしまったり、カラーも建物の色合いと雰囲気が真逆な色を選んでしまいますと、まとまりのない印象を与え圧迫感が出てきてしまいますので、建物の雰囲気に合わせたカーポートを選ぶことが重要です。
とりあえず屋根があればいい!っていう人はベーシックなカーポートをチェック!
~主な特徴~
・比較的安価(1台用¥20万~)
・屋根材はポリカーボネートが主流で従来の塩化ビニールやアクリル屋根よりも、耐衝撃性・紫外線100%カット・防火性に優れていて高機能になりました。プラスして熱線吸収・熱線遮断機能のものを選べば夏場の車内温度を抑えてくれます
・大雪が降る地域はスチール折板カーポートがオススメです。
・現在日本で設置されてるカーポートの8割が上のようなベーシックタイプのカーポートが占めています。
・こんな人にオススメ!
→予算をかけたくない人
→とりあえず屋根があればいい
外構をかっこよくさせたい!他とかぶりたくない方は”今風カーポート”をチェック!
~主な特徴~
・比較的高価(1台用¥45万~)
・屋根材にアルミ形材のものが出てきて現代の直線的な家にマッチするカーポートが出てきました。
・天井材や柱のパーツの色が豊富。木目調色も出てきてデザインの幅が広がりました。
・こんな人にオススメ!
→家の外観のテイストにマッチしたカーポートがほしい
→外構をかっこよくさせたい
➁耐積雪
<失敗談>
今年の冬は雪の日が多いし雪下ろしもできないでいたから、カーポートが重さに耐えられなくて壊れてしまった。車も買い替える羽目に・・・
→基本的に全てのカーポートは雪が20cm積もっても壊れない強度を持っています。しかし、20cm以上の雪がドカッと降る日が多い地域は積雪タイプの物を意識してください。また、雪が降り積もって間もないふかふか状態の雪と、数日たって重みで圧縮された雪、一度解けて再度凍った状態の雪では重さが2~3倍程度違ってきます。カタログに載っているカーポートの耐積雪性能は重くなる前のふかふかの雪の積雪荷重が基準となっていますので、積雪の頻度が多い地域や雪かきをするのが難しい人は特に、余裕のある耐積雪性能のカーポートを選ぶことをオススメします。
➂耐風圧
<失敗談>
案外お庭が風の通り道になっていてすごい日は突風が吹く・・・
これから台風が来るみたいだけどカーポートの屋根が飛ばされないか心配になってきた・・・
→基本的に全てのカーポートは風速34m/秒相当の風圧には対応していますが、よく台風の通り道になる地域や周辺環境(上図参考)によって突風が吹く場所にカーポートを設置するのであればより耐風圧性能が高くて頑丈なカーポートを意識してもいいかもしれません。
<以下、気象庁の目安を参考にご検討ください!>
平均風速30~35m/s:看板が落下・飛散する。走行中のトラックが横転する。
平均風速35~40m/s:多くの樹木が倒れる。建物の外装材が広範囲にわたって飛散する。
平均風速40m/s以上:住家で倒壊するものがある。鉄骨構造物で変形するものがある。
④屋根材
<失敗談>
リビング窓前にスチール折板屋根のカーポートを置いてしまったら太陽の日差しがお部屋に入らなくなってしまった・・・
→屋根材は大きく分けて2種類あります。紫外線や熱線を吸収しつつ日差しを入れてくれるポリカーボネート板と近隣の2階から視線の目隠しになったり大雪に強いアルミ板やスチール折板のカーポート。特にアルミ板・スチール折板の屋根は日当たりが悪くなりますので影響がないか確認しましょう。ポリカーボネート板でも一番明るい屋根材を使用しても15%ほどの光はカットされます。大体、レースカーテンを引いた場合の明るさになるイメージです。なのでリビング窓前にカーポートを置く場合は、室内のレールカーテンと合わせて、2重についたような暗さになることを頭に入れておいてください。
<アルミ板・スチール折板の屋根を検討の際は以下をチェック>
□周辺に生えている植物の生育に影響しない?
□窓からの日当たりに影響しない?室内暗くならない?
□1Fで洗濯物を干している場合、干し場は日影ならない?
□隣人の敷地内に日影はできない?
⑤横幅奥行延長
<失敗談>
カーポートを設置したけど結局玄関に移動するまでに濡れるから、どうせなら屋根を玄関まで伸ばせば良かった・・・自転車も停めれるように屋根を延ばせばよかった・・・
→屋根の長さを延長できるタイプのカーポートを選べば玄関まで屋根を延ばしたり、自転車やバイクが停めれるように延長すれば駐輪場を兼ねることができます。たくさんお買い物をした日や小さいお子さんがいる場合は玄関ドアまで屋根が続いていると便利ですよね。また隣人の建物の2階からの目隠しがさりげなくできますので気になっている方にはオススメです。ウッドデッキまで伸ばせばテラス屋根として使うこともできます。ウッドデッキで洗濯物を干している方は急な雨が来ても安心ですね。
⑥台数
<失敗談>
カーポートをつけた当時は車が1台しかなかったから1台用のカーポートをつけたけど、今は仕事用の車が増えて車を2台持つことに!どうせなら2台用カーポートを検討すればよかった・・・
→カーポートは自然災害や大雪、突風にやられない限り20年以上使えることがあります。設置してしまえば一生ついているものですので、現在、使用している車だけでなく、将来的に車の数が増える可能性など、今後のライフスタイル、家族構成の変化なども考慮して決める必要があります。
⑦柱位置
<失敗談>
カーポートをつけたはいいが柱が邪魔で駐車しづらくなってしまった。
→道路、駐車スペースの狭さ、障害物の有無、柱の位置によって、車の乗り降りや歩くスペースが狭くなったり、駐車するために何度も切り返しが必要になってしまうケースがあります。ギリギリのスペースで無理やり作ったらドアを開ける位置にカーポートの柱が来てしまって開けられなくなってしまった!なんてことがないように確認しましょう。また、道路から玄関までの動線上にカーポートの柱があって気になる場合は、柱の位置をズラすことができるカーポートがありますので確認してね!
⑧高さ
<失敗談>
車を買い替えたいがカーポートの高さがネックになって、大きい車が買えない・・・
→メーカーとしては”車高+30㎝~50㎝”の高さのカーポートを選ぶことを推奨しています。ですが実際のところ駐車場の高低差や建物の窓・玄関ドアの位置によって変わってくるので設置場所の環境も確認しましょう。また、やや背の高い車を標準サイズのカーポートに入れたい場合などで、車高ギリギリになってしまう場合はバックドアを開けた際に屋根に干渉しないか注意してください。基本的にカーポートを設置するときに将来の車の買い替えも想定して選ぶことをオススメします。
<標準サイズを検討するのはこんな時>
□セダン・コンパクト・ハッチバック・ステーションワゴン・低い軽自動車 等の背の低い車を入れたい
<ハイルーフを検討するのはこんな時>
□ミニバン・SUV・高い軽自動車 等の背の高い車を入れたい
<ハイロングを検討するのはこんな時>
□ハイエース・キャラバンワゴン・小型トラック・キャンピングカー 等の背の高い車を入れたい
□サーフィンボード、スキーやスノーボード、ルーフボックスを車の上につけたい
⑨オプション
<失敗談>夜、車を停める時に暗すぎて停めづらい・・・オプションでライトをつければよかった!
→機能性を求める方にはうれしい便利なオプションがたくさんあります。ご購入の際に一度確認してみてくださいね!また、カーポートの種類によってつけれるオプションが違いますので一緒にご確認ください!
次回は…
次回はカーポートの設置で確認する事9選をやるよ!ぜひチェックしてくださいね★
長野県松本市・安曇野市・塩尻市でカーポート工事をするなら…
長野県松本市・安曇野市・塩尻市でカーポート工事をするなら、ぜひプレックスガーデンへ!!
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