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バルコニーの雨漏りの原因
戸建て住宅の雨漏りで多いのは、屋根、壁、ベランダ、窓です。
特に多いのは屋根と窓です。
まず雨に一番さらされる屋根は雨漏りの原因になるのは想像できます。
バルコニーも屋根と並ぶ雨漏れの原因になりやすいのは、
勾配が少なく雨が溜まりやすい構造だからです。
※ベランダからの雨漏りの修理費用の目安は5~30万円が目安です。
ベランダから雨漏りがする原因5つ
- 排水口の詰まりや劣化
- 防水加工の劣化
- 外壁の亀裂
- 笠木の破損
- 施工不良
雨漏りの原因を特定するのは難しいです。
建物の内部は壊さないと見えなったり、、、、雨が降っている時でないと目視できないからです。
プロでも原因を特定するのは簡単ではありません。
排水口の詰まりや破損
ベランダの排水口が落ち葉や土などで詰まると、ベランダに雨水が溜まりやすくなり、隙間に入ると雨漏りになります。大雨でバルコニーがプールのようになることもあります。
また排水管が劣化し、つなぎ目に隙間ができたり管自体に亀裂が入ることもあります。
また長野県は寒冷地なので、凍結による破損も多いのは地域特性です。
防水加工の劣化
ベランダの防水加工の方法は防水シートを使う、FRP防水、ウレタン防水、コーキングなど様々です。
ベランダに屋根が無い場合、太陽光や雨風にさらされるので、定期的なメンテナンスが必要です。
外壁の亀裂
ベランダ周辺の外壁にヒビが入ったり、防水シーリングの劣化による隙間が原因になるケースです。ヒビは台風や地震による自然災害や、振動、劣化、住宅のゆがみなどがあります。
シーリングは経年劣化による硬化や痩せからひび割れや剥がれなどの劣化へとつながります。シーリング材の防水機能は平均的に10が寿命といわれています。紫外線の当たり具合により劣化の速度に影響します。
笠木の破損
笠木とは何?と思う方もいると思いますが、ベランダの手すりの上に乗るパーツです。
手すりのカバーみたいなものです。笠木と外壁の間に隙間ができると内部を伝って雨漏りの原因になります。
施工不良
住宅を作る際の施工不良が原因となる場合です。もしくは設計ミスです。新築なのに雨漏りした場合は施工不良を疑いましょう。
雨漏りによる、二次災害
雨漏りが発生し放置したままにすると、カビ、漏電、などが発生する事があり危険です。
早めに対処しましょう。
屋根がないのがバルコニー、屋根があるのがベランダ
バルコニーは屋根が無いため、雨風や紫外線にさらされやすく痛みやすいです。
また雨漏りは使っている材料の劣化に関連するケースが少なくありません。
なのでバルコニー自体が、雨漏りが起きやすい構造ともいえます。
バルコニーに屋根を設置しよう。
バルコニーに屋根があるメリット
- 洗濯物干し場として活用できる。
バルコニーに屋根があることで、急な雨が降ってしまったときも、雨から洗濯物を守ってくれます。
- 室内を日差しから守る
近年、温暖化がすすみ、住宅の断熱性能が上がってします。
暖かい家になる反面、南面のお部屋に関しては、夏場は高温になりやすくなります。
テラスがあることで夏場の日差しからお部屋を守ることができます。
日差し対策は窓の内側でやるより、窓の外側でやる方が効果的です。
また外壁よりも窓の方が日差しの影響を受けやすくいため、
窓の外側で遮熱対策をする方が、効果を得られます。
さらに、一般的に屋根材はポリカーボネートの商品が主流です。
ポリカーボネートは紫外線や赤外線をカットする効果があります。
日差しからお部屋を守ってくれます。室内のフローリングや家具の痛み防止に役立ちます。
ベランダをおしゃれなくつろぎ空間に
強い日差しや紫外線から室内空間を守り、テラスやバルコニーに心地よい日陰をつくる。
その大きなキャンバスが暮らしにプラスαの快適空間をもたらします。
おうちで過ごす時間が増え、ベランダで過ごす時間を楽しむ人も多くなりました。
ガーデニングはもちろん、リラックスしたり、
食事を楽しむスペースとしてもぜひ活用したい場所です。
部屋の中にいる時でも、窓の外の眺めが良ければ、気持ち的にもかなり違ってくるでしょう。