植栽・庭木・剪定

施工事例

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大雪警報が出たら、お庭で確認すること5選

「庭の大雪対策」も是非チェックしてみてください!①外水道の凍結対策②カーポートのサポート柱③カーポートの雪おろし④木の雪おろし⑤寒さに弱い植物は軒下へ!

大雪への備え、できていますか?

立春を過ぎて、日中ぽかぽか陽気の日もあったので、油断していた方はいないでしょうか?このまま春にならないかな…なんて淡い期待を抱いていましたが、やはりそうはいきませんね(;^ω^)

早めに買い物を済ませたり、ガソリンを満タンにしておいたり、皆さん大雪対策されていると思いますが、お庭があるという方はそれに加えて「庭の大雪対策」も是非チェックしてみてください!

①外水道の凍結対策

水が氷になると体積が大きくなります。密閉された水道管や水栓柱の中は増えた体積の逃げ場がないので、圧力が高くなり凍結破損がおこってしまいます。

自宅についている立水栓が「水抜柱」や「不凍栓柱」という方は必ず水抜きを行ってください!これは雪予報の時だけでなく、冬期の間使い終わったらその都度水抜きをすることをお勧めします。

不凍栓柱は水抜きをすると、立ち上がり管の水を凍結深度より深い地中に排出してくれます。操作方法は、水抜きハンドルを水抜き方向に回してから蛇口を開けます。水抜きが終わったら蛇口を閉めるだけ。とても簡単ですね。

こちらはonly one clubのアクアルージュアイスという不凍栓柱です。こんなにカラーバリエーションが豊富な不凍栓柱もあります。「これから立水栓を付けるよ」という方はお洒落な不凍栓柱もあるのでぜひご検討ください!

水抜き機能が無い普通の立水栓があるという方は、凍結しないように少量の水を出しっぱなしにしたり、断熱材や毛布を巻いて保温したりしてくださいね。それでも凍ってしまったら、凍った部分にタオルをかぶせぬるま湯を掛けて溶かしてください。熱湯をかけたり、無機やり蛇口を回そうとすると故障の原因になります!ご注意ください。

②カーポートのサポート柱

写真のような1台用の片流れカーポートを設置しているという方は、サポート柱はついていますか?普段は柱が片側だけの状態でいいのですが、雪予報が出たら雪が積もる前にサポート柱を装着してください!

サポート柱はオプションですが、積雪の多い地域では頼む方が多いと思います。大抵普段は柱のサイドに隠れています。

サポート柱を柱が無い側につけると、普段より重みに耐えられるようになります。しかし、取り付けるタイミングに注意が必要です。少しでも雪が積もってからサポート柱をつけようとすると、既に積もった雪の重みで多少屋根が下がります。こうなってからではサポート柱をつけるのがとても困難です。普段隠しているという方は、大雪予報を見たら忘れずにサポート柱を付けてください!

③カーポートの雪おろし

 

雪は状態により重さが違います。新雪・締雪・粗目雪がありますが、降った新雪が解けきる前に再度凍ってしまう「粗目雪」は、最初の状態よりも2倍以上の重さになってしまいます!(積雪○○センチ対応となっているのは、新雪の重さに対応しています)
粗目雪になると落とすのも大変になるので、新雪のうちに落としましょう。何日も降り続くと日に日に落とすのも大変になっていくので、やはり早め早めがおススメです!

 

④木の雪おろし

意外だと思うかもしれませんが、木に積もった雪も注意が必要です。冬場葉が落ちている落葉樹は雪がそれほど積もりませんが、冬もたくさんの葉っぱが残る常緑樹は雪がたくさん積もります。雪の重みでしなったり、折れたりしてしまうので、積もった雪は落としてあげましょう。

⑤寒さに弱い植物は軒下へ!

ロックガーデンやドライガーデンに植える植物は温暖な気候を好む植物が多いと思います。地植えせずポットごと石の間に植えておいて、寒さが厳しい時は大きい段ボールに入れて軒下で保管したり、コンテナやビニールハウスに入れたりしましょう。屋根から滑り落ちた雪が植物に当たらないかも要注意ですね!

お庭も事前準備が大事です

雪が降ってからは、車の雪下ろしや通路の雪かきもしないといけませんね。慌てて何かをしようとすると危ないので、事前に対策できることは何か確認して、大雪に備えましょう。